こんにちは!グランドガーデンの南です🌱
先日素敵なお庭を体験させて頂く機会がありました。
そこはただ「見る」だけのお庭ではなく、五感すべてが満たされるような癒しの空間でした。
心に残る庭には五感が喜ぶ仕掛けがあると気付かされました!
今回はその体験を通じて感じたこと、そしてそんなお庭をつくる為のポイントについてご紹介します🌿
⸻
視覚:眺めて癒される美しさ
お庭に足を踏み入れてまず感じたのは、目に優しく、心に残る景色。
新緑の木々、しっとりとした苔、季節ごとの草花たち。
ウッドデッキのそばにある水鉢は水がたまり、ゆらゆらとした水面が陽光を反射して天井に映し出され思わず目を細めるような気持ちよさです。
● 視覚を活かすポイント
• 高さや奥行きを意識した植栽で立体感を出す
• 季節ごとの花や色彩を計画的に配置する
• 石や水、木の素材感で自然の質感を感じる
⸻
聴覚:風が運ぶ音に耳を澄ます
庭に吹く風が木の葉を揺らし、葉擦れの音が静かに耳に届く。
そんな時間は心をふっと緩めてくれます。
● 聴覚を活かすポイント
• 風で優しく揺れる植物(ソヨゴ、ヤナギ、ススキ)などを配置
• ししおどしや水鉢で小さな水の流れを取り入れる
• 風・葉・水などの静かな音の心地よさを感じる
⸻
嗅覚:植物が放つ香りを感じる
ふと立ち止まった瞬間、新緑や苔、土の匂いがふわっと鼻先をかすめました。
決して強くはないけれど、自然の香りにはどこか安心感がありました。
● 嗅覚を活かすポイント
• 季節ごとに香る植物(ジンチョウゲ、クチナシ、ラベンダーなど)を配置
• 香りの重なりを意識して、あえて一部をシンプルに
• 苔や落葉樹の湿気を含んだ香りも積極的に取り入れる
⸻
味覚:育てて、実って、味わう
お庭には、ブルーベリーの木が植えられていました。
ブルーベリー、ユズ、フェイジョア…。
実がなる喜びと、それを味わう豊かさは、日々の暮らしに彩りを添えてくれます。
● 味覚を活かすポイント
• 手入れしやすく実を楽しめる果樹やハーブを選ぶ
• 観賞性もある食べられる植物を組み合わせる
• 実るタイミングや収穫の楽しみを「季節の行事」として取り入れる
⸻
触覚:手で感じる、自然のテクスチャー
木の幹のざらつき、苔のふわふわ、葉のひんやり。
触れて感じることで、植物との距離がぐっと縮まります。
● 触覚を活かすポイント
• 植栽は思い切って建物に寄せて、触れられる距離に置く
• 触って心地いい質感のウッドデッキや天然石
• 子どもやペットでも安心な、やわらかな葉や苔類
庭・植栽には、私たちの心を癒し、生活を豊かにしてくれる力があります。
こういった観点からもお庭・植栽に興味を持ってもらえると嬉しいです。
お庭やベランダ、ちょっとした空間でも何かを整えたいと思っている方がいれば、ぜひグランドガーデンへ。
